Interveiw
インタビュー
“
絶望も希望に”なると信じられるように
私は17歳の時発病し、55歳になる現在まで不自由な足と共に生活しています。大腿部から切断したのは2年前ですが、義足になって私の目の前に新たな世界が開けて来ました。それは足を失う事によって初めて知る世界です。足を失う事は悲惨な事なのですが、その絶望淵から引きずり上げてくれようとする義肢装具士と国内メーカーの技術・開発の方々の作り出す世界なのです。
足を失いできなくなる事は山ほどあります。でも足を失った人間にしかできない事があることにも気がつきました。
もちろん私だけの力ではどうにもならない事ですが、切断した体験に耳を傾けてくださる、義肢装具士と義足部品を作るメーカーの方々がいて、協力すれば、きっと“不可能も可能に”“絶望も希望に”なると信じられるようになりました。私の残されたもう一本の足もいずれ失う時が来ます。
その時にもきっと“再び私を立ち上がらせてくれる”そんな希望も心の片隅に燃えています。